ヘアカラーが褪色すると明るくなるのはなぜ?
ヘアカラーが抜けると明るくなる、黄色くなってしまう・・・
ということをみなさん経験していると思います。
なんで抜けると明るくなるのか
順を追って簡単に説明していきます。
ヘアカラーの工程というと
まず、カラーをする時はどういう風に染まっているのかというお話から。
カラー剤は
明るくする
色を入れる
の2段階のことを1つのカラー剤でしています。
例えば9トーンのアッシュにしてください!とお願いした場合
10トーンまで色を抜いて明るくして
そのあと9トーンのアッシュに仕上がるように色味が入っていく
というイメージになります。
もう気付いた方もいるかもしれませんが
9トーンにしたいのに、一度10トーンまで明るくしているんです。
これはどの美容室でもどのカラー剤を使っても原理は同じなんです。
基本的にカラー剤は希望の色にするのに
少しだけ(1、2トーン)余計に明るくしてから
色を入れて希望の色にする
ことが起こっています。
もちろん、薬剤を混ぜてわあえてわざとそうする場合もありますが
何もしなくても勝手に少しだけ明るくなるようになっています。
ということは・・・
色が抜けると・・・
少し明るくなる
ということが起きます。
これが褪色という色抜けした状態、黄色くなる状態ですね。
色が抜けることで、暗くなっていく
ということはありえません。
ここ数年流行っている透明感があるカラーやハイトーンのカラーはあえて髪のメラニンを多めに削って明るくしてから深めな暗めなカラーをしっかりいれていく。
そうすることで暗めでも透けたヘアカラーができて重くなく、やわらかなカラーを作っていくということももちろんありますし、実際とてもオーダーも多いカラーのやり方です。
ダブルカラーといってブリーチを使ったり、一度カラーを使って明るめにしてから、シャンプーしてケアを行ってもう一度希望の色味のカラーをしっかり入れていきます。
このヘアスタイルのカラーもそうです。
深めなグレーをブリーチした髪に入れて透明感のあるヘアカラーに仕上げています。
でもそうしたくない方はどうすればいい?
なるべく褪色もしたくないし希望の明るさのままでいたいし、艶っぽいカラーのままでずっといたい
それももちろんできます!!
褪色まで計算したカラー
褪色すると明るくなる・・・
それを理解した上でカラーすることも大事です。
例えばリタッチ(根元染め)
9トーンの髪に9トーンでリタッチすることはほぼありません。
8トーンから9トーンの間でリタッチします。
そうすると・・・
最初は根元が少ーし暗いかなって感じですが・・・
色が抜けてくるとぴったり同じ明るさになって綺麗に馴染んでくれます。
逆に9トーンで染めると
色が抜けた時に少し明るくなります。
全体をキレイにカラーをしていくときも抜けていくことを計算して、
褪色をあまりしたくない
明るすぎるカラーが好きじゃない
というときは少し抜けたときもきれいなヘアカラーでいられるようにその人の持ってる髪の太さやメラニンや髪の状態を見極めてカラーしていけばできるんです。
ちゃんと今日の仕上がりのご希望を伝えて、褪色したときはこのくらいの明るさや髪色でいたいっていうことまで美容師さんに伝えてますか??
ちゃんと髪のことを考えてる美容師さんならしっかりそこまで計算してヘアカラーをしてくれるはず☆
そうじゃないと安くないヘアカラーの料金を払う価値がないですからね。
ぜひ参考にしてみてください♪
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